ニュージーランドライフの魅力10選で紹介した「都会と自然の距離感がちょうどいい!」というポイントを実感できる、身近で自然に癒されたい人にぴったりの観光スポット「ワンツリーヒル」を紹介します。ニュージーランドのオークランドに来た際に、半日あればいけますのでぜひ行ってみて下さい!
オークランドのランドマーク「ワンツリーヒル」
オークランドの中心部から車で20分ほどのところにある「ワンツリーヒル」は、小高い丘の上にオベリスク(高い塔のモニュメント)が立っているのが特徴で、オークランドにある死火山のひとつであり、オークランドのランドマーク的存在となっています。
マオリ語の名前で「マウンガキエキエ」といい、マウンガとは「山」という意味なので、ここは山ということになります。昔はここに一本のトタラの木が立っていたのですが1850年に伐採され、その後、1本の松の木に植え替えられ「ワンツリーヒル」という名前で知られるようになりました。この松の木も2000年頃には伐採されてしまい、オベリスクだけが残ったのですが、現在その周辺には2016年に植えられたトタラとポフツカワの木があります。
約180メートルほどの小さい山なので、歩いて山頂まで行っても約20分ほどで素敵な景色を見ることができます。遠くに見えるランギトト島や町中心部のスカイタワー、遠くに見える空港、ワイテマタ港やハウラキ湾の景色などニュージーランドの自然の豊かさを感じることができます。

ワンツリーヒルの魅力
オークランドの街を360度見渡せる
ワンツリーヒルの山頂にあるオベリスクは展望台になっていて、オベリスク周辺をぐるりと歩けば、オークランドの街を360度見渡せるステキな景色が見られます。展望台からは、ハウラキ湾に浮かぶランギトト島やハーバーブリッジ、市内中心部のスカイタワー、郊外の街並み、オークランド空港やサウスヘッドのあるマヌカウ湾などが見渡せます。
短時間で壮大な景色が見られる
ワンツリーヒルの麓から山頂までは、普通の速さで歩いても約20分ほどしかありません。ハイキングやトレッキングが苦手な人、普段あまり歩かない人でも、無理なく登れる距離なので、短時間で壮大な景色が見られるおススメの観光スポットです。
現地の人の休みの過ごし方を体験できる
週末になると、地元の人たちは、ワンツリーヒルの麓にあるコーンウォールパークでピクニックをしたりバーベキューをしたり、お散歩をしたりしてゆったりとした時間を過ごします。旅行となるとオプショナルツアーやガイド付きのアクティビティを入れてしまいがちですが、こういった地元の人が普段過ごしている場所を訪れて、より現地の人の過ごし方を体験するのも、旅の良さではないでしょうか。
市内中心部からのアクセスがよい
ワンツリーヒルは市内中心部から電車とバスを乗り継いでいくことができます。電車やバスだと1時間ほどかかりますが、車では約15分ほどなので、Uberを使ってもさほどコストがかからず行くことができます。オークランドで半日の時間さえあれば、訪れることができるおすすめスポットです。
ワンツリーヒルからの景色





ワンツリーヒルへの行き方
電車やバスで行く場合は、オークランド中心部のブリトマート駅(Britomart Station)から電車かバスでニューマーケット(Newmarket)までいき、ニューマーケットから30番のオネハンガ行のバスにのって、近くまでいき、そこから徒歩でワンツリーヒルのあるコーンウォールパークを目指します。
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