ニュージーランドライフの魅力10選

ニュージーランドライフの魅力 生活

ニュージーランドに住んで9年の私が感じる、ニュージーランドの魅力を10コ、ご紹介したいと思います。いろいろな側面から考えてみたので、ニュージーランドに旅行に来たいなと思っている人、ニュージーランドに移住を考えている人、ニュージーランドってどんなとこだろうっと思っている人の参考になったら嬉しいです!

空ってこんなに広かったんだと感じる

ニュージーランドには、東京などの都会にあるような高層ビルやマンションなどはほとんどありません。一番の都会であるオークランドでもランドマークのスカイタワー以外は高い建物がなく、空がとても広く感じられます。

高いところといえば山や丘などで、ハイキングなどで頂上まで行くと、遠くまでずっと続く空を眺めて、空ってこんなに広かったんだと感じます。その広さと青さの下で景色を眺めていると、心がすーっと軽くなる気がします。

人がとにかく優しく親切でフレンドリー!

ニュージーランドの人々はとにかく優しく親切でフレンドリー、というのはこの国を訪れた人が口をそろえて言うことで、私も実際にそう感じることが日常的に多くあります。彼らは初めてあった人でも、旅行者でも、積極的にコミュニケーションをとり、地元のおすすめスポットやアクティビティを教えてくれたり、困っていたら助けてくれたりするだけでなく、彼らの文化や伝統についても情熱的に語ります。

英語が通じる通じないに関わらず、誰に対しても優しく親切に対応をしてくれるため、旅行できた人でもその温かさを感じると思います。ニュージーランドの人々は包括的で寛容な社会を築くことに誇りを持っています。異なる文化やバックグラウンドを尊重し、多様性を受け入れる姿勢が一般的で訪問者にとって心地よい体験を提供してくれる国民性を持っています。

都会と自然の距離感がちょうどいい!

ニュージーランドで一番の都会といわれるオークランドですらも、街の中心部から車で10分以上走れば、自然が豊かな公園や観光スポットがあり、都会のにぎやかさからすぐに離れることができます。便利で快適な生活をおくるには適度に都会で適度に田舎であることがよいと思っています。

私の住むオークランドは、ショッピングモールやスーパーマーケット、ホームセンター、病院や学校なども身近にあり、かつ、週末には都会を離れて自然の中でゆっくりと過ごすことができる公園や景色の良い丘、山々などへハイキングに行くなど、オン、オフがつけやすい生活をおくることができます。

子供の医療費がほぼ無料!

これはニュージーランドに在住する子供について適用されるものになりますが、14歳未満の子供の医療費については、親が心配する必要がありません。国の政府が子供の医療費を負担してくれる制度がありますので、子供が病気やけがをした場合でも、病院や医者にかかる際には支払いや保険の心配はありません。救急診療や時間外診療の場合でも費用は基本的にはかかりません。※GP(ジーピー = a general practice)とよばれる一般医のクリニックに登録をする必要があります。

ニュージーランドの医療サービスは非常に充実しており、子供が健康に過ごすためのあらゆる支援が提供されています。専門の医療チームが常に子供たちの健康をサポートし、必要な治療やケアを提供しています。そのため、子供の成長において、保護者の皆さんは医療費のことを心配せずに済みます。

その他、出産の際の入院費や助産師との検診代、血液検査などの検査代は、在住民(永住権保持の場合など)であればほとんど無料なので、子育てをするにはとても安心な国だと思います。

息を吞むような美しい景色が豊富にある

小さな島国であるニュージーランドの国内には、息を呑むような絶景が国中に点在しています。南島の雄大なアルプス山脈は、その壮大な峰々と氷河によって、まるで絵画のような美しさを見せてくれます。穏やかな湖や清らかな川は、その透明な水と周囲の緑豊かな景色とが調和し、心を魅了します。

北島には、活火山が息づき、熱い温泉が湧き出る地熱エリアが広がります。湯気が立ち上り、荒々しい自然の力が感じられるその風景は、まるで別世界のような美しさを持っています。また、その周囲には緑の森林や広がる草原が広がり、静寂と豊かさが共存する自然の楽園です。

ニュージーランドの海岸線には壮大な海と美しい砂浜が広がります。ターコイズブルーの海が岩や白い砂浜と対比し、その美しさは言葉に尽くしがたいものがあります。また、シーズンによっては、クジラやイルカなどの海洋生物との出会いも期待できます。

さらに、ニュージーランドには星空観察が楽しめる地域もあります。星空観察のために街の明るさを調節し、満天の星空の美しさに見とれること間違いありません。

ニュージーランドの美しい景色は、自然の神秘と美しさを感じさせてくれる贅沢なものです。その息を吞むような景色は、心に深い感動を呼び起こし、訪れる人々を魅了し続けています。

テカポ湖

美味しいワインと食事が堪能できる!

ニュージーランドの人は日常的にワインを飲み、ワインと一緒に美味しいお肉やお魚、お野菜、チーズなどを楽しみます。

ニュージーランドの国内には、美味しいワインが堪能できるワイナリーが多くあります。よく耳にする品種だと、ソービニヨンブランやシャルドネなどの白ワインや、ピノノワールやシラー、カバルネソービニヨンなどの赤ワインがあって、それぞれのワイナリーで力を入れているワインも異なります。スーパーマーケットでも種類豊富なワインが揃っていて、お手頃な価格のものから、贈り物にもなるような高価なものまでさまざまにあります。

お家で飲むワインも美味しいですが、週末などの休みには、ワイナリーを訪れて、美味しいワインとチーズプラッターやクラッカーなどを堪能します。ワイナリーに広がるブドウ畑や自然の景色を眺めながらのんびりとワインと美味しい食事を楽しむ時間は最高です。

ワイヘキ島でワインティスティング

自然の力を感じられるアクティビティが豊富

日本にいたときにはなかなか挑戦できなかった自然の中で楽しむアクティビティがニュージーランドには身近にたくさんあり、新しい体験やチャレンジができます。

例えば、海で楽しむカヤックに乗って海岸から少し離れた場所にある無人島へ行ったり、水位の浅い川や渓谷で楽しむ迫力満点のジェットボートに乗ったり、ニュージーランドが発祥といわれるバンジージャンプに挑戦したり、森林限界とよばれる見晴らしの良い高い山でのスキーやスノーボードを楽しんだりと、きっと日本ではなかなかできない体験をすることができます。その他、ラフティング、スカイダイビング、熱気球、サーフィンなどもできます。

ニュージーランドには迫力や爽快感満点のエクストリームなアクティビティが豊富にあるため、今までにない体験や、今までできなかった体験をすることができ、ニュージーランド旅行を忘れられない思い出にさせてくれます。

ユニークで可愛い野鳥に出会える!

ニュージーランドにはたくさんの可愛らしい野鳥が生息しています。ニュージーランドの国鳥であるキーウィ(Kiwi)は夜行性で非常に珍しい鳥です。羽毛が茶色く、長いくちばしを持ち、飛ぶことができません。マオリ語から来た名前で、フルーツのキウイの語源ともいわれています。ニュージーランド固有種のケア(Kea)はとっても人懐っこくいたずら好きの鳥です。外側の羽が深緑で、翼の内側がオレンジ色をしている珍しい鳥です。

そして固有種のトゥイ(Tui)は、あごに白いふわふわの綿毛のようなものをつけた見た目も可愛い鳥で鳴き声がとても美しく歌を歌っているように聞こえます。その他、プケコやタカヘ、カカ、ファンテイル、イースタンロゼーラなどの見た目に特徴があって可愛い鳥たちをたくさん見ることができます。

オークランド港からフェリーでいくことのできるティリティリマタンギ島など野鳥の聖地とよばれている場所もあり、バードウォッチングを好む人にはもってこいの場所です。

ニュージーランドの野鳥トゥイ

おしゃれで美味しいカフェが豊富

ニュージーランドの文化でワイン以外に忘れてはいけないのがコーヒーやカフェの文化です。高品質なコーヒー豆が広く利用されているだけでなく、腕のいいバリスタさんが多くいます。カフェでは、美味しいエスプレッソやフラットホワイトなどの本格的なコーヒーを提供していて、コーヒーに合うような美味しいパンやサラダ、お肉や魚、野菜など季節の食材を使った、そのお店ならではの食事も楽しむことができます。

ニュージーランドの人々は日常から、質の高いコーヒーと食事、居心地の良い空間、そして地域コミュニティとの結びつきを重視していて、街のカフェはいつもたくさんの人で賑わっています。私もちょっと疲れたな、休憩したいなというときにはお気に入りのカフェでのんびりしています。ニュージーランドに訪れる際には、地元のカフェで美味しいコーヒーや食事を楽しんでみてください。

週末に開催される地元のマーケット

ニュージーランドの各地では、ファーマーズマーケットと呼ばれる週末マーケットが開催されていて、規模や出店されているお店の種類もさまざまです。

手作りの雑貨やアクセサリー、ホームメイドの調味料やチャツネ、はちみつ、パン屋さん、そしてハンバーガーやアイスクリームなどのフードトラックも出ていたりします。規模の大きなところでは、ピクニックエリアや音楽を演奏するステージや広場もあって、お買い物やランチをしながら週末の時間をのんびりと十分に楽しむのがニュージーランド流。

地元の方との交流もできるので、ニュージーランドの人々のフレンドリーさや優しさを感じることもできるでしょう。いろいろな街へ旅行へいく際には、ファーマーズマーケットが開催されていないかチェックしてみてもいいですね。

ファーマーズマーケット

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